確かこの人達、世間的にはマッドチェスターなんていうムーブメントというか
ブームの中心的なバンドという位置付けなんだろうけど、日本ではブームが
終焉したら「お終い」みたいな感がある。
ムーブメントとかブームというのは、規模が大きいほど
その作品自体が放っているの本来の魅力とか輝きが無視されて
ただ、ただ、ラジオやテレビで頻繁に取り上げられている、皆が聴いている、流行っている
なんて理由で、盲信的なリスナーが本来持っている感覚を狂わせて
「イイよコレっ!!」なんて言って騒いだ後は、ブームが終焉すると
中古屋にポーーイで、二束三文で売られていたりする。
このバンドも日本ではそんな扱いではあったが、一部の真の音楽ファン
特に英国インディー・ロックファン・自国のミュージシャンにとっても印象深いバンドであることは今も変わりがない。
彼らのサイケデリックでグルーヴィーな作品は、初めて聴いた
20数年前から僕の脳みそを揺らし続けてくれるのだ。
Pills N Thrills N Bellyaches (CD)
価格:¥1,288