ハシエンダ マンチェスター・ムーヴメントの裏側 [単行本(ソフトカバー)]
ピーター・フック (著), 伊藤英嗣 (監修, 翻訳), 中谷ななみ (翻訳)元? New Oder のピーター・フック が、あの「狂喜と波乱に満ちた」ハシエンダやマンチェスターで当時巻き起こっていたことの全貌を語る。今年のサマソニで来日する※ 「このタイミング」での邦訳発売!!
※ 2012年2月New Oder はピーター抜きで再結成してたことを表明しています。
ハブにされたことによる「暴露本」との見方もあるようですが、素直に読んでみたいですね。
クリエイション、ファクトリー、ラフ・トレードなどに所属していたアーチストたちは、80年代以降UKはおろか
世界中のロックシーンを席巻したが、その台風の目は間違いなくマンチェスターにあったクラブ
『The Hacienda』で起こった様々な伝説的な出来ごとが発端であろう。
『The Hacienda』 1982-1997
ファクトリー・レコードが経営していたクラブで、ファクトリーの経営方針である「音楽のみならず全ての作品にカタログ番号を与える」に従い、このクラブにも「FAC 51」が与えられた。
『The Hacienda』 はThe Smiths , New Oder , Oasis , Blur , Stone Roses などのアーチストがライブをやった場所としても有名だが、経営母体であるファクトリーが1992年に倒産、クラブも1997年に閉鎖となった。
その後、2002年にファクトリーの興亡を描いた映画 『24 Hour Party People』 が公開されて、ファクトリー周辺ののアーチストが再び注目される。
『24 Hour Party People』 (DVD)
2007年にはJOY DIVISION のイアン・カーティスの半生を描く映画も公開された。近年になってこれほどファクトリー周辺の映画や作品が発表されるのは、彼らに「人間の弱さ」「醜さ」又は「ある種の美しさ」を見つけ、人々はそれに引きつけられているのではないか?
コントロール デラックス版 [DVD]
僕にとってファクトリー、ラフトレード、クリエイション、チェリーレッドなどのレコードレーベルは、十代という多感の時期に最も聴いていた音楽を沢山世に出してくれた会社で、その中でもファクトリーは特別な存在であった。40代の今も聴いているし、これから死ぬまで聴き続けるだろう。
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