2012年3月18日日曜日

本 『オリーブ・キタリッジの生活』 アメリカ郊外の街の風景と人々を心に残る文章で綴った、味わい深い作品

僕は熱心な読書家では無いし、一般的にみても沢山本を読むわけでもないので
書評めいたことを偉そうには書けませんが、今回は印象に残った本があったので
「こんな本を読みましたよ」という紹介というか何というか、自分メモ的な意味合いも
多分に含まれた文章になっております。

皆さんが本を購入する時の「一番の決め手」て何ですか?


僕の場合は、まず
「本を買いに行こう」という動機のみでは書店には行きません。
例えば何かの用事で街に出て、時間つぶしのために書店をひやかしたり
家族が書店に行くのに付き合うとかですね。

そんな感じで書店を訪れてプラプラと書架を眺めつつ、時々手に取ってパラパラと読んでみる
特にパラパラするのが本の冒頭部分、物語の入口部分なのですが、
僕の場合、まさにこの部分で「文章の世界」に入っていけるか否かが「一番の決め手」となります。


オリーヴ・キタリッジの生活

オリーヴ・キタリッジの生活 [単行本]

エリザベス ストラウト Elizabeth Strout 小川 高義  
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『オリーブ・キタリッジの生活』は家族と近所にあるショッピングモールに食糧の買い出しに行った時に、プラッと入った書店で「何とはなしに」手に取り、物語の最初のページの描写から世界に引き込まれて
「これは立ちながら拾い読みをしてはイカン!!勿体ない!!」と思い購入と相成った作品です。

ロケーションの設定がアメリカのとある州の郊外、何の変哲もない生活とその周辺で移ろいゆく世界を、キタリッジという一人の人間の「堅物で細かいながらも、優しい目線」で描写された、読む者に「寂しく、ジンワリと温かい」共感を与える13話の短編集です。




自宅の本棚に宝物がまた一つ増えました。