2012年3月28日水曜日

有名なマイナー Funk ・・その深さは深淵なり

未だに「その2」を執筆中ではありますが
間延びしてもアレなんで


Side story of 的なものを紹介しようかなと思っています


Side story といってもメインストリームともガッチリとリンクしているワケで
そのストーリーの主役の方々に怒られそうですが、やはり今回はサイドということでお願いします!!


表題の感じだと「マイナーで有名」とは何のこっちゃですが


つまり


Hip Hop が生まれて世界的に認知されるようになって、ヒットを飛ばすご時世で
やはり彼らの作曲のキモとなる「元ネタ」にも注目が集まるわけですね


そこで
「元ネタ」アーチストがにわかに注目を集めるわけです


そうなると、その「元ネタ」は「超有名な元ネタ」になるわけですね


そうなるとアーチスト、とくにDJ 担当の人はもっと「レアなネタ」を血眼で探します


そんなこんなで「今まで陽の目を見なかった」音源がワンサカと世に出てきて
いつしか「DJ 〇〇プロデュースのレアFunk コンピレーション」などが発売されたりするのです





その先駆けが

「ULTIMATE BREAK & BEATS」シリーズ や
ポール・ウィンリーの
「SUPER DISCO BREAKS」シリーズなどの非公式(海賊版)のBREAK BEATS 集です





                     
  ULTIMATE BREAK & BEATS                       SUPER DISCO BREAKS




これらのシリーズが無かったら現在のようなHIP HOP シーンは無かったかもしれない
あと、この辺りの音源発掘にはレアグルーヴ発祥の地であるイギリスのdigger達(音楽コレクター、またの名を堀師) の功績も大きいだろうと思います


この digger達 の中には専門のレーベルを立ち上げて、発掘やリイシューをして世に流通させている強者も存在するのですね


今、正に発掘継続中なところが、表題の「深淵」に繋がるのでありまっす!!



では、一発どうぞっ!!!



HARVEY & PHENOMENALS / Soul &Sunshine



2012年3月24日土曜日

Ari が亡くなって今年で2年か・・・ 素敵な女性だった 「New age steppers - Love Forever」

パティ・スミス、キム・ゴードンなどカッコイイ女性は数居れど

Ari Up は別格だと思う


スリッツ結成時の14歳から一気に人生を駆け抜け行ってしまった・・・・

亡くなってから今年で2年目


New age steppers のニューアルバムがリリースされた

タイトルは 『Love Forever 』


 

 

<img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shingo2425-22&l=as2&o=9&a=B006BXFC1W" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

 

 

 

 

彼女は作品の中で生きている、永遠にね


 


  

                                                                    pic from Wiki


 

 

 

 

 

 

 

2012年3月20日火曜日

イントロからしてハレンチというかエッチな感じなんだよね~

この曲が入っているアルバム 『Motor Booty Affair』 では、なんと言っても Aqua Boogie』 が有名だし僕も大好きなのですが

この曲のハレンチな感じなんだけど、なんとも形容し難い「エロカッコよさ」があるんですよね~


クールなエロさ加減ていうの?


ま~とにかく ブーツィーのベースがたまらなく黒いっ!!



彼らの数あるアルバムの中でもクールなファンクネスが感じられて、トータルで聴きやすいです




裏ジャケでは御大George Clinton がラジカセ片手にイルカへRide on ! ! 


                                                                           


「ノリノリ」でやんすよーwww


Motor Booty Affair

 Motor Booty Affair [Import, From US]   Island / Mercury)

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2012年3月18日日曜日

『ブログ』 ファミリータイズの再放送を強く希望するの巻

僕が中学生の頃って、今よりも海外のテレビドラマが民放で放映されていた気がする。

特に記憶に残っているのは

「名犬ラッシー」
「がんばれベアーズ」
「追跡」
「奥様は魔女」
「大草原の小さな家」
「特攻野郎A チーム」
「ナイトライダー」
「マイアミバイス」

などなど毎週楽しみにして観ていたな~




なかでも僕が高校生位の頃に放映していた「ファミリータイズ」が大好きでした。

時は80年代中頃、アメリカの何処にでもありそうな家庭を舞台に、6人の家族が繰り広げるハートフルコメディで、公開録画で観客の前で演技をするスタイル


と紹介すると、「なーんだ、よくあるファミリーものでしょ?」「渡る世間は鬼ばかりのアメリカ盤でしょ?」とか言われそうですが
意外にというか何というか政治的なネタや、当時のアメリカの家庭問題や世間で起きていた出来事などを笑いや風刺を込めて表現していたりと、一筋縄でいかない魅力がありました。




マイケルJ フォックス(長男 アレックス役)は銀行員を目指す生意気な学生で、
とにかく口が巧い。吹き替えの宮川一朗太さんの声もハマってます



サザエさんでいうところのカツオのイメージですね。憎たらしいところなんか特に重なりますw


アレックスの上に長女が一人、妹と年の離れた弟が一人と両親という構成で、一人一人の個性(少し癖のある) が良く出ていて、毎回ワクワクしながら観ていたものです。




マイケルJ フォックスはこのドラマ出演がきっかで「バック トゥー ザ フュチャー」の主役が決まり、大スターの道を歩み始めます。




このドラマの最終回は何回観てもボロボロ泣いてしまうほど好きなんだけど







さらに泣けるのが
話が終わって役者が舞台裏に引き上げて、観客の拍手の中、出演者が一人また一人と舞台に再登場してくるシーンで
アレックスと母親のエリスが別れを惜しむように抱き合うところで、またボロボロ泣いてしまうのです。



「あ~ 俺の大好きな家族が無くなってしまうんだー」という感じですよ―w


DVD も出ているので何時でも見れるのだけれど、ビデオデッキが家に無い時代にテレビで観ていた自分としては


民放での再放送を「日本語吹き替え版」で強く希望します!!(テレ東さんあたりで・・・)

ちなみに UNIVERSAL CHANNEL では現在も「日本語字幕版」で放映中です。





ファミリー・タイズ 赤ちゃんにジェラシー編 [DVD]

ファミリー・タイズ 赤ちゃんにジェラシー編 [DVD]

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本 『オリーブ・キタリッジの生活』 アメリカ郊外の街の風景と人々を心に残る文章で綴った、味わい深い作品

僕は熱心な読書家では無いし、一般的にみても沢山本を読むわけでもないので
書評めいたことを偉そうには書けませんが、今回は印象に残った本があったので
「こんな本を読みましたよ」という紹介というか何というか、自分メモ的な意味合いも
多分に含まれた文章になっております。

皆さんが本を購入する時の「一番の決め手」て何ですか?


僕の場合は、まず
「本を買いに行こう」という動機のみでは書店には行きません。
例えば何かの用事で街に出て、時間つぶしのために書店をひやかしたり
家族が書店に行くのに付き合うとかですね。

そんな感じで書店を訪れてプラプラと書架を眺めつつ、時々手に取ってパラパラと読んでみる
特にパラパラするのが本の冒頭部分、物語の入口部分なのですが、
僕の場合、まさにこの部分で「文章の世界」に入っていけるか否かが「一番の決め手」となります。


オリーヴ・キタリッジの生活

オリーヴ・キタリッジの生活 [単行本]

エリザベス ストラウト Elizabeth Strout 小川 高義  
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『オリーブ・キタリッジの生活』は家族と近所にあるショッピングモールに食糧の買い出しに行った時に、プラッと入った書店で「何とはなしに」手に取り、物語の最初のページの描写から世界に引き込まれて
「これは立ちながら拾い読みをしてはイカン!!勿体ない!!」と思い購入と相成った作品です。

ロケーションの設定がアメリカのとある州の郊外、何の変哲もない生活とその周辺で移ろいゆく世界を、キタリッジという一人の人間の「堅物で細かいながらも、優しい目線」で描写された、読む者に「寂しく、ジンワリと温かい」共感を与える13話の短編集です。




自宅の本棚に宝物がまた一つ増えました。

「ブログ」真面目な話: オランウータンの現状から人間の営みについて考えてみたのだ

ボルネオオランウータン
Pic From Wikipedia                                                              
 テレビで見たオランウータンの話です。
オランウータンはチンパンジーやゴリラと同じく非常に知能が高く、ヒトに近い部分が沢山ある。(一説によると97%の遺伝子がヒトと共通している)
オランウータンはボルネオ島とスマトラ島に生息しており、その個体数は激減の一途を辿っているそうです。(世界自然保護連合IUCN が絶滅のおそれがある種にあげています)


その激減の主な原因が「森林の伐採による生息地の破壊」「不法なペットとしての狩猟・売買」など人間の行為が大きな原因
ペットとして需要があるのが大人の個体ではなく、小さくて可愛く・見た目も「人間の赤ちゃん」に近い子供だそうで、ハンターはオランウータンの母子を発見すると母親を射殺して子供のみが捕獲されます。
※ 需要は日本を含めた世界中にある(理由は:可愛い、希少価値など)
何年か前のニュースでは、ボルネオのとある売春村で、全身の体毛を剃られて、鎖に繋がれながら客をとらされていたそうです。
この事実が発覚後、保護団体に保護されたようですか、酷い話しです!!

ソース: http://www.viceland.com/int/v14n10/htdocs/yo1.php?country=us
「人の欲ここに極まれり!!」
同じ人間として怒りよりも、恥ずかしいというか、情けないです。

はたして、先のハンター達や売買をする者に犠牲となる生き物への感謝の念があるのでしょうか?
このような「酷い事実」が公になっている現在「オランウータンの子供」をペットとして購入しようとしている者に、人間としての自責の念は無いのでしょうか?
人間は自身の生命を維持する為に動植物の生命を犠牲にして摂取しています、我々はそのことに感謝をしなければなりません。
しかし、この話しとオランウータンの問題は全く別の次元にあると思います。
ペットとして売買するために、激減してるオランウータンの生命を絶つことが、人間にとって必要だとは断じて思えないから。
(オランウータンを飼わないと自身の生命を維持できない人間がいたら別ですが!!)
あまりにも自然を粗末に扱ってきた人類に、いつか罰が下る日がくる気がしてならない。
(参考サイト)
NPO団体 ボルネオ・オランウータン・サバイバル・ファウンデーション
ここは「音楽」と「映画」がメインのブログなので、皮肉をこめて
猿の惑星 35周年記念 アルティメット・エディション [DVD]

2012年3月17日土曜日

「わすれろ草 / おいえ」 このマッタリした歌の世界にポワワ~~ンと入り込んでみる週末

こんにちは~
最近の週末はなかなか晴れないので、部屋の中で過ごすことが多いのですが
そんな日に皆さんは何をして過ごしているのでしょうか?

僕はというと、本を読んだり、音楽を聴いたり、ボーッとしたりしています
特に「ボーッと」している時には、さりげなく・優しい音楽を聴きながら
冴えない天気の窓の外なんかを眺めています。

わすれろ草 / おいえ


メランコリックというのか、童話的というのか、牧歌的というのか、なかなか
カテコライズするのは難しいのですが、一つ言えるのは

「優しさ溢れる歌の世界」が広がっているということ

マッタリと優しいメロディーと詩の世界に浸っているのも贅沢な週末の
過ごし方かもしれないですね。

みみくりげ
わすれろ草 / みみくりげ SWEET DREAMS PRESS 2012)
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bvdub – I Never Cried A Tear EP / これはもうDeep でなくてDark なんだな

-1194421108
年度末ということで色々と気苦労が多い今日この頃なんですが、通勤時に誰にも邪魔されずに「沈思」したい時は誰しもあるはずです、かと言って通勤電車の中は周りの音が耳障りで、なかなか集中出来ませんよね
そんな時に私は ipod にこんな音を仕込んで「考え事」をしています、ノンビートのものでも良いのですが、私的にはこの程度のビートがあったほうが思考のリズムがスムーズなんですね!
「静寂」の次に「沈思」に合う音楽

http://www.discogs.com/Bvdub-I-Never-Cried-A-Tear-EP/release/1103047